難波田史男の世界 イメージの冒険 | 世田谷美術館

世田谷美術館 | 世田谷ネット

難波田史男《トロンボーン行進曲》1967年 世田谷美術館蔵



難波田史男の世界 イメージの冒険

ときに非常に広大で、またときにきわめて深遠な、
独創的なイメージの世界が、展示室いっぱいに拡がります。

今や遠い過去となった1960年代は、国内外の若者たちがあらゆるジャンルにおいて、こぞって新しい思想や感性を表出させた特異な時代でした。その60年代に青春期を過ごし、研ぎ澄まされた視覚と言語感覚をもって独自の世界を逍遥していたのが、知られざる青年画家・難波田史男(1941-1974)です。不慮の事故により32歳の若さで他界してしまいましたが、15年足らずの短い活動期に、2,000点を超える作品を描き残しました。
 その多くは水彩とインクを使った空想世界の描写です。写実や構成といった絵画の基本をよそに、史男は内から溢れ出るイメージの数々を、一貫して自由なスタイルで描いています。画家として大成することを目指すというよりは、想像世界をひとり遊歩しながら、創作による冒険を重ねていたといってもいいでしょう。その背景には、旺盛な読書やクラシック音楽から得たインスピレーションもあったようです。また、日記やノートに刻まれた随想や詩篇にも、絵画作品と響き合うかのような史男独自の言葉の世界が拡がっています。
 本展では、当館が所蔵する全800点余の史男作品のなかから、秀作・約300点を選りすぐって展覧します。短い画歴のなかでも、その作風はときに大きく変化し、人知れず葛藤を重ねていた無名の青年画家ならではの、果敢な実験の軌跡を見てとることができます。「自由」のみを糧に、遠く深く未知の世界へと冒険を繰り返した史男という存在に、没後40年を経た今、わたしたちは改めて新鮮な驚きと共感を覚えることになるでしょう。


詳細情報
イベント名難波田史男の世界 イメージの冒険
開催日時2014年12月6日(土)
〜2015年2月8日(日)
10:00-18:00(最終入場は17:30)
開催場所世田谷美術館 1階展示室
お問い合わせ先世田谷美術館
参加費一般1000(800)円、65歳以上800(600)円
大高生800(600)円、中小生500(300)円
*( )内は20名以上の団体料金
*一般の障害者の方は500円、大高中小生の障害者の方は無料
介助の方は1名まで無料
TEL03-3415-6011
ホームページ
主催主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
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