開館20周年記念 「植草甚一スクラップ・ブック」
【イベント】 【芦花公園】

uekusa

開館20周年記念周年記念 「植草甚一スクラップ・ブック」

外国の映画・文学・音楽に精通し、各分野の新人・新作・新傾向を独自の視点で取り上げた 植草甚一(1980~1979)は、専門家や好事家だけでなく一般読者の興味も喚起するような、独特 な語り口をもった文筆家でした。

1948 年に東宝を退社したのち本格化させた文筆業の領域は、映画、ミステリーにはじまり、モダ ン・ジャズ、カウンター・カルチャーなどへと、ジャンルレスに広がっていきました。本人は「雑学」と呼 んだ海外の幅広い文化の紹介者となった植草甚一は、1960年代後半から70年代にかけ、団塊 の世代の若者から熱烈な支持を集めることとなります。

また、その文体も初期の評論から変化し、1960 年代には植草流とも呼ぶべき特異なスタイルを 築きました。終生買い続けた大量の洋書・洋雑誌、そして都市の散歩の中から切り取られた事象が、 独特な意識の流れによってつながれていく文章は、植草甚一のもう一つの側面、コラージュの名人 としての手際にも一脈相通ずるところがあるといえるでしょう。

植草甚一の没後、4万冊を超える蔵書は古書店が買い取るなどして整理され、その他の遺品も、 展示即売会が催され鉛筆一本に至るまでファンの手に渡りました。

しかし、2007年に当館で「植草甚一 マイ・フェイヴァリット・シングス」展を開催したことを一つの 契機として、ご遺族や関係者から関連する品々をご寄贈いただき、さらに 2013年には、かつて出 版社の倉庫に保管されていた大量の品を、ご遺族よりご寄贈いただきました。スクラップ・ブックやノ ート約 240点、草稿や原稿約 50点、日記約30点を含む当館の植草甚一関連コレクションは、 図書・雑誌、写真類も加えると、総数 1,200 点以上になります。

本展は、〈映画〉〈文学〉〈音楽〉〈コラージュ〉〈雑学〉〈ニューヨーク〉〈ライフスタイル〉のカテゴリー に分けて主要コレクションを披露する、過去最大規模の展覧会です。1930年代のスクラップ・ブッ クから晩年のノートにいたるまで、日々の営みから生まれた品々を通じ、散歩や買い物や「勉強」を 生涯一貫して徹底的に楽しんだ、植草甚一の独創的な生き方に迫ります。

詳細情報
イベント名開館20周年記念 「植草甚一スクラップ・ブック」
開催日時4月25日(土)~7月5日(日)10:00~18:00
*ただし6月27日(土)は20:00まで延長
*展覧会入場、ミュージアムショップの営業は、17:30まで
*休館日 月曜日
※ただし5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)は休館
開催場所世田谷文学館
お問い合わせ先世田谷文学館
参加費一般=800(640)円
65歳以上、高校・大学生=600(480)円
障害者手帳をお持ちの方=400(320)円
小・中学生=300(240)円
※( )内は20名以上の団体料金
※4月25日(土)、6月6日(土)は開館20周年記念無料観覧日
※5月1日(金)は65歳以上無料
※「せたがやアーツカード」割引あり
※障害者手帳をお持ちの方の介添者(1名まで)は無料
TEL03-5374-9111
ホームページhttp://www.setabun.or.jp/index.html
主催世田谷文学館
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ピックアップ記事

  1. gekidan
    笑いと涙と感動をあなたに! 第43回『夏休み児童・青少年演劇フェスティバル』7月22日(水)に開幕…
  2. simokitaongaku
    シモキタが音で溢れる4日間 才能溢れるアーティストが集う街、下北沢。街中のあちこちでジャンル…
  3. sanncha_girl
    集まれ!三茶ガールズ 三軒茶屋をこよなく愛する女性たちが集合して発足する、地域密着コミュニティ『三…

Twitter でフォロー

カレンダー

2018年11月
« 1月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
ページ上部へ戻る